旅するボードゲームブログ

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名古屋造形大学の学生グループが考える新しいカードゲーム「TRETRA」

 

どんなゲーム?




ゲーム概要

プレイ人数 2人

プレイ時間 3~5分

対象年齢 12歳から

 

「TRETRA」は10枚のカードでデッキを作って対戦することができるお手軽なカードゲームです。2パックを開けることで1つのデッキを組み合わせことができます。

 

カードの見方


 

カードの左上はバトル時に競う数字が表示されています。各カードには効果があり、どのカードを順番に出すかで戦略が問われます。

 

左下にある宝箱のアイコンはゲームの勝敗に関わり、バトルに勝利したうえで「宝札」に置いて集めていくことを目指します。

 

ゲームの流れ


 

プレイヤーは1デッキ10枚のカードを用意します。同じカードは2枚まで入れることができます。お互いにデッキを混ぜて山札にして置き、上から3枚引いて手札にします。

 

準備フェーズ

・最初の手番をのぞき、お互いに山札から1枚のカードを手札に引きます。
・手札から1枚を選んで裏向きにして場に出します。
・お互いのカードを表向きにします。

 

バトルフェーズ

・お互いのカードの効果を発動します。効果の処理は特別な効果以外は上から効果を順に解決します。

・カードの強さの数字を比べてより高い数字のプレイヤーがバトルに勝利します。数値が同じ場合は両者バトルに敗北します。

回収フェーズ

・勝利したカードを「宝札」へ置き、敗北したカードを「捨て札」に置きます。
・再び準備フェーズに移ります。

 

ゲームの終了


 

山札がなくなると最後のターンとなり対戦が終了するとゲームの勝敗が決まります。各プレイヤーの「宝札」にあるカードの宝箱のアイコンの合計数がより高いプレイヤーがゲームの勝者です。

 

実際のカードゲームと同じくレアリティがあり集めるのも楽しい作品です。

 

ゲームマーケット2023春にて販売予定


 

根強いファンの多い名作トリックテイキング系ボードゲーム「ポテトマン」

 

どんなゲーム?


ゲーム概要

プレイ人数 2~5人

プレイ時間 30分

対象年齢 8歳から

 

「ポテトマン」は各プレイヤーが毎回手札から異なる色のカードを1枚出し、出したカードの中で1番強いカードを出したプレイヤーが得点を集めていくマストノットフォロー形式のトリックテイキング系ボードゲームです。

 

ゲームの流れ


 

 

プレイ人数に応じた枚数の手札を配り、2人プレイ時には両プレイヤーは8枚の山札を用意します。

 

スタートプレイヤーは手札から1枚好きなカードを場に出して、他のプレイヤーも時計回りでカードを1枚場に出します。全員が1枚のカードを場に出して勝敗を決めることをトリックと呼びます。各プレイヤーがカードを場に出すときは他のプレイヤーとは異なる色のカードを出す必要があります。

 

・2人プレイ時は各プレイヤーは2周して合計2枚のカードを出します。カードを1枚場に出すたび山札からカードを1枚引きます。

 

・5人プレイ時は1回だけ同じ色のカードを出せますがそのカードは捨て札になります。


トリックの勝者は基本的に数字が1番大きく同数の場合はより後手番で出したプレイヤーになります。

 

一部例外として、黄色の1~3と赤の16~18が同時に場に出ているときは他の数字の大きさに関係なく黄色の1~3(ポテトマン)のカードを出したプレイヤーがトリックの勝者です。

 

 

トリックの勝者は勝利したときの色と同じ得点カードを1枚獲得します。もし同色の得点カードがない場合はゴールド(5点)の得点カードを獲得することができます。ゴールドもない場合は何も獲得できません。

ラウンド/ゲームの終了


 

手札に異なる色のカードがなく場に出せなくなるとラウンドが終了します。そのトリックでは勝者を決めることなくカードを捨て札にします。また全てのプレイヤーが手札を使い切った場合も同様にラウンドが終了します。

 

各プレイヤーは獲得した得点カードを記録しておきます。プレイ人数分のラウンドを行い集めた合計点が高いプレイヤーがゲームの勝者です。もし同点の場合は1つのラウンドの合計得点がより高いプレイヤーがゲームの勝者です。

 

ゲームマーケット2023春にて販売予定


 

アレックス・ランドルフ氏の奇作ボードゲーム「チェスレース」

 

どんなゲーム?


 

ゲーム概要

プレイ人数 2~4人

プレイ時間 30分

対象年齢 8歳から

 

「チェスレース」はチェスの各役が表示されたダイスを振り、出た役に従って動かしながら先に自分のコマを3個を1周させることを目指します。

 

ゲームの流れ


 

各プレイヤーは自分のコマ1個をスタート地点に置いてゲームを開始します。

 

手番になったらダイスを振って出た役の動く範囲に従ってコマを進めます。コマは基本的に前に進むように動かさなければなりません。

 

新しいコマを追加する。

ダイスを振った後、コマを動かす代わりに新たに自分のコマを空いたいずれかのスタート地点に配置して、そのコマをダイスの目に応じて動かします。

 

捕獲

自分のコマが他のプレイヤーのコマの上に止まる場合、自分のコマをその上に置き再度ダイスを振って自分のコマを動かすことができます。コマは他のコマの上に置く度に移動させることができます。このとき自分のコマは他のコマにのっていないものも選択して動かすことができます。他のコマが置かれたコマは動かすことができません。

 

コマは何個も上に置くこともできますが、自分のコマが含まれている場合は捕獲できません。

 

 

ブロックタイルと沼タイル

ダイスでキングの目が出たとき、ブロックタイル、沼タイルを置くか、移動させる、取り除くかのいずれかを行うことができます。

 

ブロックタイルはコマの動きを妨げることができ、沼タイルは止まるか通り越そうとすると矢印の方向へコマを移動させます。タイルは隣接して配置することはできず、プレイヤーのコマに被せて配置することもできません。

 

 

プロモーションタイル

歩兵を移動させたあと、プロモーションタイル(半円)を1枚受け取ります。プロモーションタイルが2枚揃うと以降の手番でプロモーションタイル2枚を使用することでダイスを振らずに任意のダイスの目でコマを動かすことができます。プロモーションタイルは2枚まで所持できます。

 

 

ゲームの終了


 

プレイヤーがスタート位置(リボンがついたマス)に止まるか通り越すとそのコマはゴールしてボード中央のスペースに置かれます。先に3個の自分のコマを中央のスペースに置いたプレイヤーがゲームの勝者です。

 

ゲームマーケット2023春にて販売予定


 

ランの花を集めていくシンガポールのボードゲーム「オーマイオーキッド!」

 

どんなゲーム?


 

ゲーム概要

プレイ人数 2~5人

プレイ時間 20~30分

対象年齢 8歳から

 

「オーマイオーキッド!」はオーキッド、フローラ、種子の3種類のカードの列から「種子をとる」か「花を植える」のいずれかのアクションを行い得点となる様々なランの花を集めていくボードゲームです。

 

ゲームの流れ


 

3種類の色のカードを分けてそれぞれ山札をつくり、紫のオーキッドの山札は右隣に3枚のカードを並べ、橙のフローラからは4枚、茶色の種子からは5枚のカードを並べます。スタートプレイヤーの時計回りで次のスタートプレイヤーから+1枚で種子のカードを山札から引いて自分の前に置きます。(最後手番のプレイヤーなら4枚)


手番では下記の選択肢のうち1つを選んで実行します。

 

1.種子を取る

種子カードが並ぶディスプレイからいずれかの方法で種子カードを取ります。

 

- 同じ種類の種子カードを全て取る
- 同じ色の種子カードを全て取る

 

取った種子カードは自分の前に並べます。自分の前に並べることができる種子は7枚までです。8枚以上になった場合は7枚になるようにカードを参照カードの下に入れます。

 

参照カードの下にあるカードは堆肥と呼び1枚-1点になります。山札がなくなると捨て札をよく混ぜて新たな山札にします。

 

2.花を植える

オーキッド、フローラのディスプレイに並ぶカードから種子のコストを支払いお花カードを取り自分の前にオモテ向きで置きます。コストがあれば複数のお花カードを取ることもできます。

 

どちらのアクションが終わったあとも山札からゲーム開示時の枚数になるようにカードを補充します。

 

ゲームの終了


 

プレイヤーの1人が7枚以上のお花カードを取るとゲーム終了の合図です。他のプレイヤーは1回だけ「花を植える」アクションを行いゲーム終了です。

 

各プレイヤーはお花のカードの得点、集めた種類に応じたボーナス点、堆肥のマイナス点を合計し1番高いプレイヤーがゲームの勝者です。

 

 

ゲームマーケット2023春にて販売予定




 

爬虫類×本格派トリックテイキング系ボードゲーム「サヴェッジボウル」



どんなゲーム?


 

ゲーム概要

プレイ人数 4~5人

プレイ時間 30分〜

対象年齢 10歳から

 


「サヴェッジボウル」はラウンド前半と後半でゲーム展開の異なるトリックテイキング系のボードゲームです。

 

 

ゲームの流れ


 

プレイ人数に応じたカードを用意して各プレイヤーにプレイ人数毎の手札枚数を配ります。このゲームでは各ラウンドでプレイ人数に応じた回数の勝負を行っていきます。

 

5人プレイ時12ラウンド中ちょうど2回勝つことを目指します。3回勝つと脱落して0点になります。

 

4人プレイ時13ラウンド中ちょうど3回勝つことを目指します。4回勝つと脱落して0点になります。

 

どちらのプレイ人数でも6回目の勝負からゲーム展開が異なります。

 

・1〜5回目の勝負
勝負に置いて2番目に強いプレイヤーが勝ち、最も強かったプレイヤーは次の勝負に参加できません。

 

・6回目以降の勝負
最も強いプレイヤーが勝負の勝者です。

 

手番の流れ


 

スタートプレイヤーから時計回りで順番に手札からカードを1枚場に出します。スタートプレイヤーは好きな色のカードを出すことができますが、他のプレイヤーは同じ色のカードが手札にある場合必ず場に出さなければなりません。もし、手札に同じ色のカードがない場合は好きなカードを1枚場に出すことができます。


全員が1枚カードを出したらこの勝負の勝敗を判定します。カードの強さは以下の判定になります。

 

強 
切り札カード

スタートプレイヤーが出した色のカード


スタートプレイヤーの出した色ではないカード

 

同じ色が複数ある場合は数字が大きいカードがより強くなります。数字も同じ場合は先に出されたカードがより強くなります。つまり同率の強さは発生しません。カメレオンカードを使用するとカードの色を変化させることができます。

 

前半の勝負判定/イエローカードの判定

 

前半5回までの勝負は2番目に強いカードを出したプレイヤーが勝ちの判定になります。逆に前半5回までの勝負で最も強いカードを出したプレイヤーがイエローカードを受け取り自分の前に置きます。イエローカードを受け取ったプレイヤーは手札の好きなカードを1枚捨札にし、次の勝負には不参加になります。


後半の勝負判定

 

後半6回目以降の勝負ではイエローカードは適用されず、1番強いカードを出したプレイヤーが勝ちの判定になります。

 

次のスタートプレイヤー/脱落者の発生について

 

勝負に勝ったプレイヤーは場札をまとめておき何回勝ったかわかるようにしておきます。勝ったプレイヤーが次のスタートプレイヤーとなります。ただし脱落してしまった場合は左隣のプレイヤーがスタートプレイヤーになります。

 

もし最初に勝ち数に達している場合は暴走王【2】のカードを獲得します。これは目標数に達していることが他のプレイヤーにもわかるようになっています。5人プレイ時は2番目の勝ち数に達したプレイヤーも暴走王【1】のカードを獲得します。

 

勝ち数が目標数を超えてしまった場合は脱落となります。残っている手札を全て捨て札にし、このラウンド中の勝負に参加できなくなります。暴走王のカードを持っているプレイヤーは脱落させられるリスクがあるので気をつけましょう。

 

ラウンド/ゲームの終了


 

プレイ人数に応じた勝負数が終了するとラウンドが終わります。ラウンド終了時に目標数の勝負に勝っているプレイヤーはラウンド数分の得点が発生します。また脱落せず暴走王のカードを持っているプレイヤーはカードに書かれた数が得点になります。

 

得点が10点以上のプレイヤーが発生する。/もしくはプレイ人数分のラウンド数が終わるとゲームは終了し最も合計点が高いプレイヤーがゲームの勝者です。

 

ゲームマーケット2023春にて販売予定


 

人気動物園と共同制作したボードゲーム「三つ星動物園 アドベンチャーワールド・エディション」

 

どんなゲーム?


ゲーム概要

プレイ人数 2~4人

プレイ時間 40分〜

対象年齢 9歳から

 

「三つ星動物園 アドベンチャーワールド・エディション」和歌山県にある動物園「アドベンチャーワールド」とボードゲームの制作を行うマイトゲームズが共同でゲームデザインした作品です。

 

アドベンチャーワールド

 

プレイヤーはダイスを1~2個振って出た目の合計を確認し、その数字のエリアにある動物の効果を用いてお金や名声である星を集めていき、先に星3つ集めることを目指します。本作では新たに動物を集める以外にうんちコマの管理などを考えていく必要があります。

 

ゲームを始める前に


 

ゲームを始める前に各プレイヤーは個人ボードと4コイン分を受け取ります。動物ボード11枚を並べたのちボードの上に各動物チップ(プレイ人数分)を配置しましょう。

 

 

ゲームの流れ


 

最初の手番ではレッサーパンダ「ペンギン」のチップ各1枚を1〜12のいずれかのエリアに配置します。このとき自分の動物チップが別々のエリアになるように配置します。

 

その後の手番では下記の順に進めていきます。

 

 

・うんちをもらう
自分の個人ボードにある各動物チップに表示されているうんちの数だけうんちコマを受け取ります。

 

 

・サイコロを振る
サイコロを1~2個選んで振ります。

 

11か12の出目が出たときは、収入を得たあとチャンスカードを1枚他のプレイヤーに見せずに引くことができます。チャンスカードは手番中、買い物のタイミングで使用できます。

 

・収入を得る。(全員)
出た目の合計の数と同じエリアに動物チップを置いているプレイヤーはその動物の効果で収入を得ます。効果の処理は手番プレイヤーが最後になるよう時計周りで進めます。また自分の手番のみに適用される効果もあります。

 

・動物を買う/星を買う

動物ボードに描かれたコインを支払って動物チップを1枚買うか10コインを支払うことで星を1つ買うこと、または双方ができます。

 

 

動物チップは個人ボードに以下のルールを守りながら配置します。

 

- 同じ動物は1つのエリアに1匹まで
- 同じ色の動物は同じエリアに配置可能
- 同じ動物を新たに配置するときは既に配置されている同じ動物の上下左右いずれかのエリアに配置する

 

また戻したい動物チップがあれば好きな数だけ元の動物ボードに戻すことができます。

 

・うんちを掃除する

コインの支払いに応じてうんちコマを自分の手元にから取り除くことができます。

 

うんちコマは手番終了時に7個以上手元にあるとペナルティーとして星1個、星がない場合は1番購入金額の高い動物チップ1枚を元の動物ボードに戻すことになるので注意しましょう。

 

ゲームの終了


 

星3つを集めた上でうんちコマを6つ以下の状態で手番を終えることができたプレイヤーがゲームに勝利します。

 

アドベンチャーワールドに実際にいる動物や食事が登場します。

 

ゲームマーケット2023春にて販売予定


 

駒の能力を駆使してボード中央の制圧を目指す2人用ボードゲーム「Strive in the Squares -ストライブ イン ザ スクエアズ-」

 

どんなゲーム?


 

ゲーム概要

プレイ人数 2人

プレイ時間 20分

対象年齢 12歳から

 

「Strive in the Squares -ストライブ イン ザ スクエアズ-」は3つの選択肢から行動を選択して、ボード中央の列に自分の駒を3つ残すことを目指す2人用ボードゲームです。

 

ゲームの流れ


 

プレイヤーは今回ゲームで使用する手駒を10枚選び、両者同じ駒を使用します。


手番では以下の3つの選択肢から選んで実行します。

 

手駒から1つ駒を選択して自分の駒をボード上1番手前に置きます。

・置いた駒は裏返すことができません。
・このとき横1列の合計の数値は8を超えてはいけません。
・自分の駒を重ねることはできません。

盤上の1つの駒を前後左右に移動する。

 

駒の「使用能力」を使う

 

・駒の能力には「使用能力」と「常時能力」があります。「常時能力」は常に使うことができます。

 

 

戦闘

 

能力や移動により自分の駒と相手の駒が重なった場合は戦闘が発生します。駒に書かれた数字がより高い駒が盤上に残り、低い駒は持ち主の手駒に戻ります。

 

能力について




 

駒にはそれぞれ能力があり、列の上限値を増やす「補給」や上下左右の駒の数字を1増やす「援護」など常にサポートしてくれる常時能力があります。

 

「使用能力」では1マス上の駒の位置を交換する「交換」や自身の駒を裏返して別の駒に変える「自転」などゲーム展開を変えたいときに便利な能力があります。

 

 

勝利条件


 

移動や能力を実行した後、中央の列に自分の駒が3つがあればゲームに勝利します。エキスパートルールも収録されており、様々なゲーム展開が楽しめます。

 

ゲームマーケット2023春にて販売予定


 

 


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