旅するボードゲームブログ

ボードゲームについて書き記します。連絡先はこちら mikine8game8@gmail.com 

広大なボードで魔石を取り合うタイル配置系ボードゲーム「モンスターヘクス」

 

どんなゲーム?


 

ゲーム概要

プレイ人数 2~4人

プレイ時間 30~45分

対象年齢 9歳から

 

「モンスターヘクス」は4つの勢力のうち1つを担当し、ボード上に自身のユニットタイルを配置することで勢力争いを行うボードゲームです。

 

ゲームの流れ


 

このゲームではボード上にある小魔石、大魔石のまわりにユニットタイルを置いて魔石を獲得することで得点を集めていきます。プレイヤーは4枚のユニットを手札とし、以下の流れで時計回りに手番を進めます。

 

①ユニットの配置
手札から1枚のユニットを選び、ボード上に配置します。スタートプレイヤーのみ、2つのスタートマスのいずれかに配置します。

 

以降のプレイヤーは既に配置されたユニットタイルに隣接するように配置します。隣接して配置する際は最低でも1辺が同じパワーの数になるようにしなければなりません。

*条件に合うタイルがない場合はスタートのマスに置くことができます。
*最終ラウンドの最後の手番プレイヤーはユニットタイルの配置が条件に合わせられないときのみ、好きな向きで配置できます。

 

 

②魔石の獲得判定
小魔石なら隣接する2マス、大魔石なら隣接する6マス全てをユニットタイルで埋めると、魔石の獲得判定に移ります。

 

小魔石の場合...隣接した辺のパワーがより高いユニットタイルの所有者が獲得し、得点ボードを数値分進めます。

 

パワーが同じ場合はランクを比較してより高いユニットタイルの所有者が小魔石を獲得します。

 

大魔石の場合...周囲6マスの各プレイヤーのユニットタイルのパワーの合計値を確認し、単独で1位と2位のプレイヤーが獲得します。1位が好きな魔石を選び、2位のプレイヤーが残りの魔石から得点ボードを進めます。

 

合計値が同じ場合はランクの比較は行われず、順位の対象外になります。また、魔石の数字の色がプレイヤーの色と同じだった場合ボーナスとしてさらに得点ボードを2進めます。

 

③手札の補充
手札が4枚になるように補充を行います。山札がない場合は補充は行いません。

 

ゲームの終了


 

8ラウンド行うとゲーム終了です(各プレイヤーは手札に最後2枚のタイルがのこります)。得点ボードが1番伸びているプレイヤーがゲームの勝者です。もし同点だった場合は7点の魔石を獲得したプレイヤーが勝者となります。

 

 

目標カードを使用した拡張ルールも収録されています。

 

ゲームマーケット2024春にて販売予定


 

 

アイドルプロデュースをテーマにしたトリックテイキング「ライブミックス」

 

どんなゲーム?


 

ゲーム概要

プレイ人数 3~4人

プレイ時間 30分

対象年齢 10歳から

 

「ライブミックス」はアイドルをテーマにしたトリックテイキング系のボードゲームです。集めたファンとメンバーに加え、残った手札で得失点が決まります。

 

ゲームを始める前に


 

プレイ人数に応じた枚数のファン(1〜12)のカードを使用し、よく混ぜたのち各プレイヤーに12枚の手札を配ります。

 

メンバーのカード12枚には得失点について指定された色や数値が表示されており、これらを円にして並べます。1番最初に並べたメンバーのカードの傍にマーカーを置きます。

 

スタートプレイヤーを決めたらゲーム開始です。

 

ゲームの流れ


 

このゲームでは、スタートプレイヤーから時計回りで各プレイヤーが1枚のカードを出し、勝者を決めるトリックというミニゲームを複数回行います。

 

スタートプレイヤーは任意のカードを1枚出し、他のプレイヤーはその色のカードが手札にあれば必ず出さなければなりません。もしその色が手札になければ好きなカードを1枚選んで場に出すことができます。9のカードが出された場合、マーカーを時計回りで1つ隣のメンバーの傍に動かします。

 

全てのプレイヤーがカードを1枚場に出したらこのトリックにおける勝者の判定に移ります。
スタートプレイヤーが出した色のカードで最も高い数値のプレイヤーが今回場に出た全てのファンのカードとマーカーが置かれたメンバーのカードを獲得します。(スタートプレイヤーと同じ色で1と12が揃った場合のみ、1が勝者となります)。

 

ファンは裏向き、メンバーは表向きにして自分の手元に置いてまとめておきます。マーカーを時計回りで1つ移動させて、トリックに勝利したプレイヤーが次のスタートプレイヤーになります。

 

ラウンドからの離脱
プレイ人数に応じた条件を満たしたプレイヤーはそのラウンドから離脱します。以下は4人プレイ時の条件です。

 

4人プレイ時の例
●メンバーを3枚獲得した場合
●同じグループのメンバーを2枚獲得した場合


離脱したプレイヤーは以降のトリックには参加せず残った手札をそのままにしておきます。

 

ラウンド、ゲームの終了


 

離脱してないプレイヤーが1人のみになると1ラウンドが終了します。離脱せずに残ったプレイヤーは残った手札とメンバーを全て獲得します。

 

獲得したファンのカードをメンバーの得点条件に照らし合わせてそれぞれ得点を計算します。得点に該当する1枚につき1点です。また、残った手札は得点条件に該当する1枚につき-1点です。

 

3ラウンドが終了したらゲームも終了します。合計の得点が1番高いプレイヤーがゲームの勝者です。

 

 

ゲームマーケット2024春にて販売予定


 

 

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荻窪でボードゲームや海外雑貨が買えるお店「POPPE」

 

先日、荻窪駅にある輸入雑貨&玩具のお店「POPPE」に行ってきました。駅の南口から徒歩2分の位置にあります。

 

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中に入るとたくさんの玩具とボードゲームが出迎えてくれます。高円寺にあったすごろくやが吉祥寺に移転したことで、現在、近隣の方がこちらにボードゲームを買いに来るです。

 

 

黄色いパッケージが目印のHABA社の「スティッキー」「カヤナック」など、お子さんに人気の作品もしっかり取り揃えており、何かプレゼントを用意したいときはJR中央線を利用してサッと買いに行けます。

 

 

他のお店にない大きな強みとして、フランスのパズルメーカーDJECO社の特設コーナーが設けられており、様々な種類のパズルと国内で流通の少ないDJECO製のボードゲームをお買い求めできます。ボードゲームが好きな方でもあまり知られてない作品に出会うチャンスです。

 

 

玩具の他にお子さん用のカバンや傘、ほかではあまり見ない可愛い柄のハンカチと雑貨も豊富に取り揃えており、大人だけで来店しても欲しくなる商品は多いはずです。元々は雑貨屋の面が強く、オーナーさんにお子さんができてから子供向けの玩具やボードゲームの取り扱いが次第に増えていったそう。ちょうど荻窪が家族連れの客層が多く、幅広い年齢層に合う商品を取り揃えたことで長くお店を続けられています。

 

 

今回は以上。荻窪にある玩具や雑貨の買えるお店の紹介でした。なんといってもDJECO社のパズルはとても魅力的な絵柄でハマると集めたくなるオススメ玩具。ここまで取り揃えているお店は全国でも中々ないのでぜひ一度足を運んでみてください。

 

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お宝集めて航路を進める小箱ボードゲーム「7つの海の宝島」

 

どんなゲーム?


 

ゲーム概要

プレイ人数 2~4人

プレイ時間 30分

対象年齢 7歳から

 

「7つの海の宝島」は手札の略奪品カードを出して、その数字に対応する場の略奪品カードを獲得します。

 

手に入れた略奪品カードの種類やアイコンの数を基準にラウンド終了時に手に入る5種類の航海ポイント手に入れることでより遠くに船を進めることを目指すセットコレクション系のボードゲームです。

 

ゲームの流れ


 

海図のスタート地点に各プレイヤーのコマを置きます。

 

各プレイヤーにプレイ人数に対応した枚数の略奪品カードを配り、プレイヤーカラーと同じ宝箱のカードを手元に置いてゲームを開始します。残った略奪品カードは裏向きの山(港)にしておきます。

 

このゲームでは各プレイヤーが時計回りで1枚の略奪品カードを手札から場に出します。出した数字の大きさや場の数字の組み合わせに対応した略奪品カードを場に出したカードと共に自分の宝箱にしまうことができます。下記にそれぞれの条件を簡単に紹介します。


1. 出したカードの数字と同じ強さのカードがある場合はそのカードを選びます。複数ある場合はその中から選ぶことができます。

 

2. 出した略奪品の数値が場の複数の略奪品カード足した合計値になる場合、その複数の略奪品カードを選びます。

 

3.  1と2の状況が同時に発生する場合は、1の条件を優先します。

 

4.  1と2のいずれの状況にもならない場合は出した略奪品カードを場に加えます。

 

5. 強さが1のカードを出したとき、場に10の略奪品カードがあればそれを選ぶことができます。ただし、場に1のカードがある場合は1を選ばなければなりません。

 

6. クラーケンは呪いと祝福を与えるカードです。場のカードを全て獲得するか、場に加えるかのいずれかを選択できます。ただし、1のカードがある場合はそのカードを選ばなければなりません。

 

追加ボーナス
略奪品を獲得して、場のカードが全てなくなった場合はラウンド開始時に配られなかったカードの山(港)か相手プレイヤーの宝箱にあるカードを1枚自身で選んで獲得します。このとき他のプレイヤーに何を獲得したかを見せてはいけません。またクラーケンのカードで場のカードを全て獲得したときはこの追加ボーナスは発生しません。

 

得点計算、ゲームの終了


 

各プレイヤーが全ての手札を出し切ると1ラウンドが終了し、得点計算に移ります。

 

・最も略奪品カードを集めているプレイヤーは1航海ポイントを獲得します。同数の場合は該当するプレイヤー全てが獲得します。

・最も金のカードが多いプレイヤーが1航海ポイントを獲得します。同数の場合は該当するプレイヤー全てが獲得します。

・女海賊のカードを獲得したプレイヤーは1航海ポイントを獲得します。

・海賊カードを獲得しているプレイヤーは1航海ポイントを獲得します。

・最もお宝ポイントが多いプレイヤーが2航海ポイントを獲得します。同数の場合は該当するプレイヤー全てが獲得します。


お宝ポイントは各種類の価値が高いカード(呪いは最もマイナス点が低いカード)の合計点を計算します。クラーケンを獲得したプレイヤーは呪いポイントが-7点になります。

 

1航海ポイントにつき1マスずつコマを進め、複数のラウンドを行いプレイヤーの1人が7のマスに到達するとゲームが終了します。1番遠くのマスにコマを進めたプレイヤーがゲームの勝者です。

 

各小売店にて販売中


 

立体的な都市で逃走劇「シティチェイス」

 

どんなゲーム?


 

ゲーム概要

プレイ人数 2~4人

プレイ時間 20分

対象年齢 8歳から

 

「シティチェイスは犯人役1人とそのほか警察役のプレイヤーに分かれて、それぞれの陣営で勝利条件の達成を目指す半協力型のボードゲームです。

 

ゲームを始める前に


 

全てのビルをボードに差し込みます。このとき様々な高さのビルを好きな配置で差し込むことができます。

 

犯人役のプレイヤーを1人決めます。そのほかのプレイヤーは警察役になります。犯人は車、ラウンドボード、痕跡コマを受け取りラウンドボードに対応した色の痕跡コマを置きます。プレイ人数に関わらず、警察のプレイヤーは全てのヘリコプターを使用します。

 

ヘリコプターをボード上のいずれかの交差点に配置します。これでゲームを始める準備が完了しました。

 

ゲームの流れ




▶︎犯人フェーズ
警察のプレイヤーは全員が目を閉じて犯人フェーズが終わるまで待たなければなりません。

 

①逃げる
前のラウンドで隠した車をビルから取り出します。痕跡コマはそのまま残します。

※1ラウンド目でこの行動は行いません。

 

②ビルの選択

前のラウンドで隠れていたビルにタテヨコで隣接するビルを1つ選んで一度外します。ナナメに隣接するビル、すでに痕跡コマが置かれているビルは選択できません。

※最初のラウンドでは全てのビルから1つ選択します。

 

③隠れる
ゲームボードから現在のラウンドに対応する痕跡コマをとり、選択したビルに車と共に隠します。

 

④ターンの終了
ビルを元の位置に戻して犯人フェーズを終了します。

 

▶︎警察フェーズ
警察のプレイヤーは相談をしながら、各ヘリコプターの移動か捜索を1回ずつ行います。

 

-移動
ヘリコプターをタテヨコのいずれか1マス進めます。ナナメに進んだり、すでに他のヘリコプターがいるマスには進めません。

 

-捜索
交差点を囲む4つのビルから1つを選び、ビルを持ち上げます。持ち上げた結果は以下のとおりです。

 

a.何も見つからなかった
そのままビルを元の位置に戻し、次のラウンドに進みます。

b.痕跡コマが見つかる
犯人が通った場所がわかるようにビルの上に痕跡コマを置きます。

c.車が見つかる
犯人が逮捕されました。警察側のプレイヤーがゲームに勝利します。

 

 

ゲームの終了


 

いずれかの条件でゲームが終了します。

 

①逮捕
犯人の車を見つけた場合は警察側の勝利です。
②逃走
11ラウンドが終わっても犯人の車が見つからなかった場合は犯人の勝利です。
③包囲
犯人フェーズで犯人が移動できる場所がなくなった場合は自己申告し、警察側の勝利となります。

 

各小売店にて販売中


 

大井町でボードゲームが遊べる路面店「Popcorns*(ポップコーンズ*)」

 

先日、東京都の大井町にあるボードゲームカフェ「Popcorns*(ポップコーンズ)」に行ってきました。JR大井町駅から徒歩3分の位置にあります。

 

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以前にリモート訪問キャンペーンにて、お店の紹介記事を書きましたが、今回は直接行っての紹介になります。

 

mikine1228.hatenablog.com

 

 

お店は1Fと2Fに分かれており、広くスペースを利用することができます。路面店ということもあり、お店に入りやすそうな雰囲気を出しているのもボードゲームカフェに行ったことがない人からするとありがたいですね。

 

 

お店の名前どおり、手作りのポップコーンを食べることが可能で、ソルト、バターソルト、キャラメルの3種類のフレーバーから選ぶことができます。ボードゲームを遊んでいるときに何かつまみたくなるときにうってつけですね。

 

 

お店オリジナルの謎解きに挑戦することもでき、謎解きが好きなユーザーの需要を満たすサービスを展開しています。

 


ボードゲームの販売コーナーもあり、遊んで面白かったボードゲームを購入することもできます。品川エリアでボードゲームが買える場所は多くないので困ったときはここに立ち寄るのもアリですね。

 

今回もいくつか遊べるボードゲームからオススメ作品を紹介いたします。

 

 

ナナトリドリ



「ナナトリドリ」はトランプゲームの大富豪をベースにした鳥たちの可愛いアートワークが特徴のボードゲーム。手札の並び替えができない and まとめて同じ数字を複数枚出す場合は数字が隣り合ってないといけないというルール、また直前に出されたカードを手札の好きな位置に差し込むルールを上手く活かして、自分の手札が最後まで残らないようにすることを目指します。

 

ザ・クルー



「ザ・クルー」は宇宙をテーマに、様々なミッションを協力してこなすトリックテイキングというジャンルのボードゲーム。様々な難易度のミッションに挑戦することができ、カードの出し方や相手の手札の減らし方などをよく見ながらゲームを進行していく作品です。

 

インディゴ



「インディゴ」はタイルに表示された宝石を他のタイルで道を繋げながら自身の陣地に持ってくることを目指すタイル配置系のボードゲーム。ルールも簡単で初心者にもオススメしやすい作品です。

 

 

今回は以上。最後はスタッフさんオススメの中量級ボードゲーム「アルナックの失われた遺跡」と一緒に記念撮影して終わり。駅近なので品川や大井町、蒲田エリアにお住まいの方は足を運んでみるといいかもしれません。

 

ホームページ


bgpopcorns.wixsite.com


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コロコロ押し込む五目並べ「ペンタロール」

 

 

どんなゲーム?


 

ゲーム概要

プレイ人数 2人

プレイ時間 10分

対象年齢 8歳から

 

「ペンタロール」は凹凸のあるボードに球を押し込んで、先にタテ、ヨコ、ナナメのいずれかに五目並べることを目指す2人用ボードゲームです。

 

ゲームの流れ


プレイヤーは白と黒に分かれて、18個の球を受け取ったらゲーム開始です。手番では、自分の球をボードの外側から押し込むことで球をボードに置くことができます。

 

ボードに球を押し込む際に、他の球が既に置かれている場合は、一緒に押し込みます。これによりそれぞれの球が1個ずつズレる形になります。球を押し込む際にボード反対側から球が落ちるように押し込むことはできないので注意しましょう。

 

 

ゲームの勝敗


 

先に自分の色の球5つをタテ、ヨコ、ナナメのいずれかに並べたプレイヤーがゲームの勝者です。同時にお互いの球が5個並んだり、全ての球を使ってもタテ・ヨコ・ナナメのいずれかに5個並ばなかった場合は引き分けになります。

 

各小売店にて販売中