旅するボードゲームブログ

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3つの時間軸を舞台にしたトリックテイキング「パラドミネーター」

 

 

どんなゲーム?


 

ゲーム概要

プレイ人数 3~5人(推奨人数 4、5人)

プレイ時間 15~30分

対象年齢 10歳以上

 

「パラドミネーター」は過去、現在、未来の3つの区分に分かれた数字のチップと衝立を使って遊ぶトリックテイキング系のボードゲームです。

 

ゲームを始める前に


 

プレイ人数と同じセット数(5人なら5色分+黒)のチップを用意し、裏向きで過去、現在、未来に分けたうえでよく混ぜてそれぞれの山札をつくります。各プレイヤーはそれぞれの山札から5枚のチップを引いて自分の衝立の中に入れます。このとき過去、現在、未来でそれぞれ行を分けて並べておくと分かりやすくなります。

 

各プレイヤーは過去、現在、未来からそれぞれ1枚ずつチップを選び裏向きで左隣のプレイヤーに渡します。右隣りから受け取ったチップは表向きにして、それぞれの時系列に加えます。

 

スタートプレイヤーを決めたらゲーム開始です。

 

 

ゲームの流れ


 

このゲームは"トリック"という時計回りで一順して各プレイヤーが1枚のチップを出してその強弱で勝敗を決めるゲームを15回行います。リードプレイヤーは衝立からチップを1枚選び衝立の下にある隙間に向けて弾くことで、テーブル中央に出すことができます。

 

左隣のプレイヤーはその色と同じチップがあれば必ずそのチップを出さなければなりません。もし手元に同じ色がなければ好きな色のチップを出すことができます。

 

複数の色がテーブルに出ているときはいずれかの色のチップを出さなければなりません。黒のチップだけは特別で既にテーブルに出ている色として扱うことができます。リードプレイヤーが黒のチップを使用した場合は、1つ色を宣言して最初に決めます。

 

出したチップが各プレイヤー揃ったら、チップの強弱を判定します。リードプレイヤーと同じ色で1番高い数字を出したプレイヤーが1点を獲得します(このときチップの裏面を見てはいけません)。

 

パラドックス
複数のプレイヤーが表面が同色で同じ数字を出している場合はパラドックスが発生します。このときはパラドックスを発生させたプレイヤーからトリックの勝者を決めます。

 

パラドックスが発生しているプレイヤーのチップの裏面を確認します。このとき強...過去>現在>未来...弱で強さを判定してより強かったプレイヤーが1点、パラドックスに参加した他のプレイヤーは0.5点を得ます。

 

ゲームの終了


 

15回のトリックが終了するとゲームも終了します。最も獲得したポイントの合計が高いプレイヤーが勝者です(同点の場合は0.5ポイントの数が少ないプレイヤーが勝者です)。 

 

ヴァリアントルールを適用することでより戦略的なゲームを楽しむことができます。

 

ゲームマーケット2023秋にて販売しました


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