旅するボードゲームブログ

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あの名探偵が追走劇に登場「スコットランドヤード シャーロック・ホームズ・エディション」

どんなゲーム?


 

ゲーム概要

プレイ人数 2~6人

プレイ時間 45~60分

対象年齢 10歳から

 

スコットランドヤード シャーロック・ホームズ・エディション」は名作ボードゲームスコットランドヤード」をイギリスの小説家アーサー・コナン・ドイル氏の作品シャーロック・ホームズシリーズの世界観に落とし込んだ派生作品になります。

 

シャーロック・ホームズのほかにアイリーン・アドラーやワトソン博士、モリアーティなど複数のキャラクターが登場します。また新たなゲーム要素にモリアーティによる犯行があり、世界観に合ったルールの追加要素があります。

 

ゲームを始める前に


 

このゲームでは1人vs複数人の図式でゲームを行います。モリアーティ教授がプレイヤー1人が街中で逃走する役となり、他のプレイヤーは名探偵となってモリアーティを捕まえる役となります。

 

オリジナル版かシャーロック・ホームズ・エディションのルールのいずれかで遊ぶことができます。本記事ではシャーロック・ホームズ・エディションのルールについて簡単に紹介します。

 

モリアーティ役のプレイヤーのゲームの準備

 

a.シャーロック・ホームズのアイコンが見えるようにプレイヤーボードを置きます。

 

b.ブラックチケット、ダブルムーブチケット各1枚をプレイヤーボードに置きます。

 

c.モリアーティは15枚の犯行現場カードから、3枚を手札に加え、他のプレイヤーに見せないよう裏向きにしておきます。残りの犯行現場カードは内容を見ずゲームから取り除きます。

 

d.トラベルログに17〜24の部分にストラップを被せておきます。

 

各探偵役のプレイヤーのゲームの準備

 

a.各探偵はシャーロック・ホームズのアイコンが見えるように自分の前にプレイヤーボードを置きます。

 

b.全プレイヤーは地下鉄チケット4枚、四輪馬車のチケット7枚、二輪馬車のチケット10枚を取り、各プレイヤーに見えるようにそれぞれを山にしておきます。

 

c.プレイ人数に応じた枚数のキャラクターチップを受け取ります。

 

・探偵2〜3人の場合 
キャラクターチップ 2枚

 

・探偵4〜5人の場合 
キャラクターチップ 1枚

 

探偵役が2〜3人のときはサポートとなる巡査のコマを使用します。

 

各探偵はDカードを引いてスタート位置を決めて自身のコマを配置します。

 

モリアーティ教授役はMカードを引いて2つの駅のうち1つを選んでスタート位置を決めます。(モリアーティ教授役はコマを配置しません。各探偵は移動手段や時々姿を表すタイミングをヒントに捕まえることを目指します)

ゲームの流れ


 

マップの各番号には移動できる交通手段が表示されており、対応するチケットを消費して自分の駒を同じ色の次の駅に移動とさせます。

 

・モリアーティの移動

 

移動先の数字をトラベルログの左上から書き込んで、使用したチケットを上に配置して隠します。各探偵プレイヤーは移動手段のみを確認してモリアーティの位置を予想します。

 

モリアーティの手番では特殊なチケットと特殊なイベントが存在します。

 

-ブラックチケット
ブラックチケットは移動手段を隠した上で移動することができます。また、通常の移動手段にはないフェリーを使用して移動できます。

 

-ダブルムーブチケット
2回続けて移動を行うことができます。

 

特殊イベント

 

-姿を表すモリアーティ
3、8、13ターンの後、自分のボード上のどの位置にいるかコマを置いて教えます。

 

-モリアーティの犯罪
移動後に犯行現場カードの位置にいれば犯行を行うことができます。犯行を宣言したら犯行現場カードは裏向きにしておきます。犯行現場の位置は非公開ですが河川、公園、ランドマークのいずれかであることがわかっています。

 

 

・探偵/巡査の移動

 

各探偵はチケットを消費して移動を行います。探偵のプレイヤーは話し合ってモリアーティの位置を特定していきましょう。

 

探偵はチケットを持っている限りは可能な限り移動をしなければなりません。巡査のコマを移動させる際はチケットの消費はありません。

 

 

各キャラクターの能力を駆使しよう。


 

シャーロック・ホームズ・エディションでは各キャラクターに固有の能力があります。それぞれの能力を活かしてゲームを優位に進めましょう。

 

シャーロック・ホームズ

追跡:モリアーティがゲームボード4つのうちどのエリアにいるかを宣言させることができます。

 

アイリーン・アドラ

交通手段の禁止:次のターン時に、モリアーティの交通手段の四輪馬車か地下鉄のいずれかを禁止することができます。

 

ワトソン博士

尋問:モリアーティに対して、公園、ランドマーク、河川のひとつを選んでその場所にいるのかを質問します。モリアーティは質問に対してYESかNOかを答えます。

 

マイクロソフト・ホームズ

探索:モリアーティの2ターン前の位置を聞き出すことができます。

 

レストレード警部

道路封鎖:自分のターンの移動前の駅、もしくは移動先の駅のいずれかを封鎖することができます。


モリアーティの能力

モリアーティの能力は3つあり、秘密の隠れ家にいるときに1つを使用することができます。

 

能力A チケットの獲得

チケットの山に残りがあればブラックチケットかダブルムーブチケットのどちらかを獲得できます。

 

能力B 潜伏

3、8、13ターン後に秘密の隠れ家にいる場合ゲームボードに駒を置かずに潜伏を行うことができます。

 

能力C 熱気球

裏向きのスタートカードMを1枚引いて表示されている数字の位置に熱気球で移動できます。この能力のみゲーム中1回のみの使用制限があります。

 

ゲームの終了条件




モリアーティは16ラウンド終了時までに捕まらなければゲームに勝利します。また、3枚の犯行現場カードを使用することができればゲームに勝利します。

 

もし探偵、巡査と同じ位置になってしまった場合は探偵側がゲームに勝利します。

 

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